新しい時代をリードする!起業家として成功する為の20の方法

覚悟で始まり覚悟で終わる。覚悟をした瞬間から全てが始まる

私達は、生まれてくる前から人生に覚悟を決めて生まれてきたわけではない。まずは、生きる覚悟が必要なのではないだろうか。そして、いずれは命が尽きる覚悟も。この人生に第一部と第二部があるとしたら、第二の人生は、生きる覚悟を決め直してからがスタートだろう。何をやるにしても、100%の道がない以上は嫌でも覚悟が問われる。

限界を悟った瞬間こそ本当の闘いの幕開けとなる。覚悟が出来ているか出来ていないかが強く出る。摩擦が一段と増すからだ。気持ちとしては出来ないことをやろうとするのと同じようなもので、出来ないと思い込みたくなるところを、鞭打って出来ると思いながら模索していくために、摩擦が生じる。誰しもそんな経験はあるだろう。

摩擦というのは、相反する二つのものが密接に関係して削り合っているイメージで捉えよう。ここで言っている摩擦は、目に見えない概念と概念の摩擦のことだが、実物と実物の物理的な摩擦と大差はない。正に、ガリガリと削り合う。例えば感情と合理、これは本当によく削り合う。感情と合理は、言い換えれば動物性と人間性だと思っておこう。動物性と人間性が削り合う感覚は誰にとっても馴染み深いものであるはずだ。

ここで言っている限界というのは、己の力量の上限ではなく、「人体や物理の限界」だ。個々人の限界というより、人類という種の限界と言えるもの。己の力量に関しては原則的に生きている限りは上限なく無限に増え続ける。しかし時間を指定すれば己の力量にも限界はある。将来的にはともかく今の力量では目の前の事案は手に余るとか、ある人は30分で出来るが自分は50分かかる、ということはあるだろう。

とは言え限界を早々と悟ってしまうべきでもなく、ここに至って限界を感じる必要はない。思い込めば何でも限界になってしまうこともある。将来的な人体と物理の限界点を仮に見据えておく程度の予測は必要だが、勢いを失うには惜しい。

しかし、もしかしたら既に今の生活から限界を感じている人も中には居るだろう。限界と言っても様々だ。人体の限界は、ストレスだとか睡眠不足、栄養失調、疲労などが当てはまる。物理の限界は、4メートル先のリンゴは手を伸ばすだけでは取れないとか、500枚の書類全てに一分で印鑑を手動で捺すことは出来ないとか、そういったもの。不本意なことに我慢ならなくなる感情的な限界もある。

いずれにしても、限界を感じた時の対応策は大きく二つある。一つは、負担を軽減して余裕を作る。もう一つは、意識を強く持って更に耐える。両方必要だ。

例えば、多忙な生活の中で手間をかけてキッチンで料理を自作しているとして、その料理さえ手を抜けば余裕ができるとしよう。

不本意でも冷凍食品などの簡易的な食事で済ませるようにするだけでも余裕はできる。しかし、自分の理想として料理は絶対に譲れないなら他の何かを削って余裕を調達するか、耐えてでも続けるしかない。

どちらにも覚悟が必要だ。冷凍食品や簡易的な食事で済ませることは堕落を意味するばかりのものではない。優先順位と限界次第ではそれが最も冴えた選択になることもある。逆に、それが理想のために欠かせない優先順位の高いものなら、耐えて続けた方が良いこともある。

これは一例に過ぎず、どこでも何においてもそうした葛藤と判断が強いられる。

起業家だけでなく人類全般に言えることだが、この世は苦しみ多い。ここではあまり触れていないが起業にはリスクもある。しかし、元よりリスクのない選択などこの世にない。故に、必要なのは危険を容認する覚悟ではなく成功と失敗を己が手で握る覚悟だ。