新しい時代をリードする!起業家として成功する為の20の方法

社会の問題や不足を敏感に認知出来れば事業の発想もスムーズに

ここで考えていくことになるのは需要だ。需要に対して的確な供給をするためには、社会の問題や不足を限界まで知っていく必要がある。政治家のようなことを考えるということではない。本質は同じようなものだが、形としてはむしろ、政治とはまた別の領分として国を支えていくのが経済、すなわち事業だ。

ましてや民主主義社会。国民もまた国のためを考える国家の立派な一員となっている。故に、政治家ではないからと言って国のためを想う必要がないということではない。私達国民に自由が許されるようになってきたのはそれがあるためだ。私達はあくまでも絶対的な自由を得たのではなく、誰かのために何をするかを選ぶことが許されるようになっただけでしかない。

その上、起業するのであれば、誰かの需要に応えられなければ商業は成り立たず、起業など出来るはずもない。だからこそ、起業を志すなら社会の目指すべき未来を見据えられていなければならない。見据えると言っても限界はあるが、限界はあっても限界までのどこまでを走っていけるかは決まり切ってはいない。やってみるまで、死ぬまで、どこまでいけるかは分からない。

社会問題。これは腐るほどある。それを解決していくための組織でさえ腐ってしまうことがあるほど、腐るような問題だらけである。時に、とある経済の専門家はこう言っていた。「大きくなった組織は必ず腐る」と。それの説明は長くなるので省くが、それに当てはめて人類にとって世界が人類と他生命による大きな一つの組織である、という解釈をすれば、世界全体は腐ることばかりと言えるだろう。途方もない話だが、それだけ途方もない数の問題がこの世界にはある。

逆に言えば、問題が多ければ多いほど。私達に出来ることは多いとも言える。皮肉な話だが、生命の努力なくして一切の問題のない世界が存在するとすれば、起業家は必要ないのである。問題があるからこそ、事業に取り組んでいく必要が生じ、意欲が生まれる。無論、問題に対して抱くのは意欲ばかりでなく、疲れも抱く。そんな世界に生まれてきて、問題を問題と感じられる以上は、受け止めて問題を駆逐していく他にない。

それは、貴方一人で背負わなければならない悩みではない。人類全体で背負っていかなければならない悩みだ。それ故にこそ、私達は結託出来る。これまでに、この世界や社会の仕組みに絶望し、疲れ果てて業を諦めた人、人生を諦めた人は星の数ほどいるだろう。それだけの問題が、この世界にはひしめいている。やるべきことが多く、やれることが多い。貴方がそれをやりたいと思えたなら、起業家として申し分ない原点を得たと言えるだろう。

ただし、私が言うほど絶望に近しい生き方を強いられるわけではない。己がそれをどれだけ強いるかによる。先導者たるもの、身体のメンテナンスも欠かせない。自分に背負い切れない業は、自分をサポートしてくれる人々に任せる柔軟性も必要になる。そのための組織だ。本来、背負い多き先導者を名乗りたいという者の方が少ない。それでも先導者が必要になる。であれば、貴方は始めからその業を背負っていくことになる。

だからこそ組織全体で問題を見据えられるようにしていくのが目指すべき理想と言える。あくまでも理想だ。それが出来ている会社がどれだけあるか、と考えれば、全ての会社でそれが出来ていると言える論理もあれば、まだまだ出来ていないと言える論理もある。問題をばら撒くばかりで解決していく意志を持たない悪徳業者もあるだろう。

いずれにしても、問題や不足への意識があれば事業が考えやすくなるということは原理として踏まえておこう。地域の問題や不足も重要だ。